《うた・母・ふるさと》福島 雄次郎メモリアル・コンサート

日 時:平成19年3月10日(土)19:00開演
会 場:宝山ホール(鹿児島県文化センター)http://www.minc.ne.jp/~k_bunse/
入場料:全自由席 前売券 2,500円 当日券 3,000円
主 催:福島雄次郎メモリアル・コンサート実行委員会(連絡先099-229-4132 田中)
    委 員 長 中村 透(九州・沖縄作曲家協会副会長)
    副委員長 久保 禎(九州・沖縄作曲家協会理事)


<曲 目>
詩曲 〜ヴァイオリンとピアノのための〜
尺八と箏のための 南島淡彩之譜
奄美民謡の主題による 変奏曲 〜ピアノのための〜
歌曲集 わがふるさとの歌
無伴奏女声合唱のための 南島歌遊び より

<出 演>
梶ヶ野 亜生(筝)、関 定子(ソプラノ)、寺島 陸也(ピアノ)
中山 しのぶ(ヴァイオリン)、藤原 道山(尺八)、鹿児島女子高等学校音楽部(女声合唱)

<ごあいさつ>
 1970年代も終わりのころ、当時30代の作曲家たちが大分の住吉浜に集いました。
東京の一極集中的な音楽文化のあり方に常々疑問を抱いていた、血気盛んな九州・沖縄の作曲家たちです。
地方の作曲家という僻みではなく、地方に生きるからこそ書ける、
あるいは書かなければならない音楽とはなにか、みな必死に論じあったのでした。
その仲間が、いまの九州・沖縄作曲家協会の出発メンバーです。
 そして、その時のメンバーの10代先輩に、福島雄次郎さんがおられました。
後に私たちの懇願によって会員となってくれたのです。懇願の理由は明快です。
まさしく、地方にあって地方を超えた作品、ローカルを素材としながらも普遍的な現代作品を次々と生み出しておられた・・・
九州・沖縄に生きる私たち現代作曲家にとって、唯一の道標となっておられたからにほかありません。
 会員となられてから、私たちの何度かの会長依頼を、いつも辞退されつづけました。
そう、「群れる」ことが意にそぐわなかったのでしょう。
会員の作品演奏会のあと、いつも古武士のような孤高の気配から、さりげなく、しかしあたたかく作品評を述べられた。
その一言半句は、強烈に私たちを貫くものでした。
同時にそれは、作曲家とはこの地上にどう立つべきかを、諭していたようにも思えるのです。

「声高に論じるなかれ、地上の響きによく耳を傾け、ひたすら天に届く音楽を創れ」と。

・・・・・合掌

九州・沖縄作曲家協会を代表して
中村 透
久保 禎